関係副詞の省略について覚えておくべきポイント

関係副詞 省略 英文法

関係副詞も関係代名詞と同様に省略されることがあります。

意外とマイナーな分野なので、あらためて要点をまとめる機会は少ないかもしれませんね。

今回は関係副詞が省略される場合の基本ルールについて覚えておくべきことをまとめました。

迷った時の参考にしてみてください。

ちなみに関係代名詞の省略についてはこちらにも要点をまとめています。

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関係副詞全4つ(+1)それぞれの省略機能を整理しよう

関係副詞 省略 整理
関係副詞は全部で4つ(+補欠1)

  • where
  • when
  • why
  • how

そして補欠 that

この4人+1ですね。

コイツらのメンバー事情についてはこちらで解説していますので、ご参考までに

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関係副詞は先行詞が省略されることも多いのですが、関係副詞自身も省略されることがかなりあります

文法問題は別として、英会話や実際の英語記事では省略する方が普通、みたいなところがありますね。

で、なんでもかんでも省略したらいいのかというと、そうではなくて、一応ルール的なものが存在します
4つ+1の関係副詞、それぞれの省略性能を見てみましょう。

where 唯一省略できない

唯一、省略できない関係副詞として有名。
ただし、the placeを先行詞に代打のthatが出る場合はthatは省略されます。

(例文)
The defender of the opposing team was always within 10 steps of the place where he was playing.
相手チームのディフェンダーは常に、彼のプレイしていた場所から10歩以内にいました。

・thatが登場したバージョン
The defender of the opposing team was always within 10 steps of the place(that) he was playing.

thatバージョンだとthe place he was playing という流れになるというわけですね。

when たまに行方不明になる

省略される場合は限定的。

先行詞が

  • time
  • day
  • week
  • year

など、わりと日常的に使う単語の場合はほとんど省略されてしまいます。

特に最高頻度で出現するtimeが先行詞だとほぼ行方不明に。

(例文)
Today is a day (when )I have work to do.
今日は片付けなければならない仕事がある日だ。

why 基本バックれている

基本的に省略されます。先行詞もthe reasonでほぼ固定。
なので、

俺がいなくても話は通じるだろ

と言わんばかりに特に会話では行方不明になることが多い。

というかもはや欠席中と言ってもいい。

(例文)
There is no reason (why)I should complain about my annual salary.
年俸について、私が不満を言うべき理由はありません。

how 相棒 the wayとのシフト交代体制

howは関係副詞の中でも特殊で、先行詞がないという変わり種。
いや、正確にはthe wayという固定の相棒(先行詞)がいるのだが、あまりにも一緒にいるのが当たり前すぎるので、どっちかしか出てこないというw

(例文)
That is the way our team won the match.
That is how our team won the match.
そんな感じで、うちのチームは試合に勝ちました。

このように、先行詞the wayと相方なのに2人で同時に出てくることがないという、昭和の漫才師のプライベートみたいなことになっていますw

なので、howが出てくるときにはそもそも先行詞がないので2人ともいなくなるとわけわからなくなるので、単純にいつでも省略可能とは言い切れないところがあります。

ということでhowに関しては

  • howがいるときはthe wayがいない
  • howがいないときはthe wayがいる

と考えておけばOK

というか、関係副詞のhowなんて十中八九”that is how”ですよね..

that 代打で欠場するという前代未聞

永遠の補欠君である関係副詞that。
しかし、ここへ来てthatは前代未聞のプレイをかましてきます。

なんと4つの関係副詞の代打をしたあげく、行方不明になってしまうのです!
つまり、省略可。

むしろコイツに関しては「関係副詞の省略」という任務を背負っているといってもいい。

(例文)
Do you still remember the match(that) he scored a final goal?
彼が決勝点を決めた試合を今でも覚えていますか?

この例文ではthatはwhenの代打で出てきた挙句、みずから省略されていなくなっております。

パッと見るともう原型がわからなくなるくらい単純な表現になってしまっていますね。

ちなみに先ほども説明した通り、唯一皆勤賞であるwhereに関しても、先行詞がplaceの時に無理やり代打出場したあげく、いなくなってしまうというジョーカー的なプレイをかましてきますw

もう一度先ほどの例文をチェック。

(例文)
The defender of the opposing team was always within 10 steps of the place(that) he was playing.
相手チームのディフェンダーは常に、彼のプレイしていた場所から10歩以内にいました。

以上が関係副詞4+1の省略ルールです。

関係副詞に関しての攻略ポイント

前回の記事と今回の記事で、関係副詞という比較的マイナーな分野について、押さえておくべきポイントをまとめてみたのですが、実際の英語では意外と出現率は高めなので、私なりに意識している点をまとめました。

関係副詞・攻略の心得

  • 4つの関係副詞のうち、whereとwhenは省略されないこともある
  • 関係副詞のhowとwhyは、半分英熟語として理解しておいてもいいかも
  • 関係副詞thatは代打&デリート機能担当なので、実際に目にすることは少ない
  • 時や場所、状況などを表す名詞に対してその説明をする文節が続く場合、おそらく「関係副詞」が隠れていると心得る

あまり深く考えたり覚えたりする分野ではないですが、だいたいわけわからなくなるパターンは関係代名詞との知識整理ができていない場合だと思います。

混同しがちであれば、まずは「関係代名詞」と「関係副詞」を別物として知識整理したうえで、横断的に比較してみるという方法がおすすめです。

関係副詞はそれほど覚えることは多くないのです。

この機会に挙げた要点だけでもしっかり覚えておけば、ほとんど問題ないと思いますね。

ということで、今回はここまで。see you!
お疲れさまでした。

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