【 TOEIC勉強法】短期間でスコアを上げるコツ(後半)解答技術編

successTOEIC800 TOEIC

前回に引き続いて、私が半年弱でスコア600⇒800に上げたときに心がけたことについてまとめています。

後編となる今回は、技術面です。「英語の達人」になることが目標とはいえ、とりあえずTOEICのスコアを挙げることに集中する場合は、テスト対策としての戦術やテクニックも考えておく必要があります。

TOEICをテストとして意識する、という事だけでもスコアの伸びが違ってくるので、ぜひ参考にしてみてください。

ではLET’S GO!!

コツその6 基礎に不安があれば「文法強化」から

文法 TOEIC

とりあえずまだまだ英語の実力が足りてないな、スコア600を超えられないな、という段階の方に、

「まず何から手を付けたらいい?」

と聞かれたら、私は

「退屈だろうけど、文法からやった方がいいよ」

と答えます。

TOEICのリスニングのスクリプトやリーディングパートを、時間をかけて読んでもイマイチ理解ができないところが多い、という場合、基礎的な文法や語彙力が足りてないのではない可能性が高いからです。

やはり文法はむちゃくちゃ大事。

英語の基本的なルールなので、ここがテキトーだと、英語のセンスが抜群でもなかなか実力が伸びません。というか、すごく効率の悪い勉強、訓練になってしまいます。かなりふわふわした状態で、根拠なく英文を聴き取ったり読んだりする状態が続いてしまうおそれがあるのです。

したがって、まずは文法の復習をサラッとやっておいた方がいいでしょう。

といっても、なにもThis is a penからやり直す必要はありませんよ。

文法の問題集を1冊持っていたら、まず目次をながめてください。

例えば、こんな感じですね。

TOEIC

文法書の定番「マーフィーのケンブリッジ英文法」の目次 ココだけ見ても復習になる

こういう目次をみながら、ざっとそれぞれの項目で知っているルールを思い返してみましょう。学生時代に勉強したので、まぁまぁ覚えているはずです。

それから、目次を見て自信のないところ

「あれ?そういえばこれなんだったっけ?」

という所にチェックを入れましょう。

そのチェックを入れたところだけ、とりあえず復習します。別に問題集やテキストを隅々までやる必要はないです。

必要なところだけやっていくスタンスでOK 。

基本的に必要なところだけおさらいする、というスタンスでやっていけばいいのですが、その前にTOEICでしょっちゅう出てくる文法事項を優先的に確認しておいた方がいいでしょう。

そこで、まずはTOEICのPART5(文法問題)の基本パターンを確認しておきます。

3パターンの問題を意識

TOEICの文法問題(PART5)に絞って考えてみると、だいたい出題パターンは次の3系統に絞られています。

TOEICの文法問題(PART5)の出題パターン
TOEIC文法問題TOEIC 出題パターン

パターン1品詞の判断問題です。
2つのうち最も簡単ですが、文型の把握と修飾関係の把握を瞬時にできるようになる必要がありますから、これを瞬殺できないという人は文法の基本のキからやり直した方がいいでしょう。

パターン2動詞の活用を問う問題
英語では動詞が意味と文法の中核となっているので、ある程度学校で英語を勉強してきた人は、動詞を通じて文法の各分野を横断的に復習してみると、新たな気づきがあって効果的な復習になります。

パターン3文脈から意味を理解する問題で、このなかでは一番やっかいです。
解答肢の4つの単語のうち、解らない単語がいくつもあるとかなり苦戦します。

ここは地道に語彙力を上げていくことが大事になるので、とりあえず上級レベルになるまでは後回しでもいいと思います。

中心的に押さえておく分野はココだ!

こうした文法問題の解答パターンをふまえたうえで、時間のない人や効率を追い求めたい方は、ズバリ次にあげる分野を押さえておきましょう。

TOEIC頻出!最優先文法事項

  1. 比較級
  2. 不可算名詞の判断
  3. 定番の自動詞関連イディオム

いずれも文法事項としては基本的なところですが、この3つ、TOEICはむちゃくちゃ好きです。

TOEICを継続的に受験している方は実感があると思いますが、なぜか比較級を絡めた問題は毎回のように登場します。

パターン3のような語彙力を試す問題でも出ますし、形容詞を見つけさせるだけのパターン1でも頻繁に登場するくらいです。

不可算名詞も大好きですが、これは数が結構限られているので、公式問題集や文法問題集をやった時に、気になる名詞が出てくればノートにリストアップしておくとそれだけで十分対策になるでしょう。

3つめの自動詞関連のイディオムですが、これは英熟語をガンガン覚えることと並行して、自動詞と他動詞について理解しておく必要があります。

あまり深入りするととても大変なので、とりあえず

  • 自動詞は前置詞とセットになっていることが多い
  • 前置詞をはさまず目的語や補語が来るのが他動詞

という基本ルールは押さえておきましょう。
そのうえで、頻出の「自動詞+前置詞」を覚えておきます。

たとえば

  • account for
  • care for
  • deal with
  • focus on
  • lay off

こういう英熟語ですね。例に挙げた5つはTOEIC頻出です。
まだまだ大量にあります。

問題では本当に「account(  )」みたいな「前置詞知ってますか問題」が多発します。

普段から「自動詞+前置詞」のイディオムを意識して文法を学習しておくと、TOEIC対策にすごく役に立ちますよ。

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コツその7 リスニング対策は「リスニング⇒シャドウイング⇒音読」の永遠ループでOK

TOEIC リスニング

リスニング対策の勉強は、基本的にこのような手順でやっておけばいいです。

リスニング勉強 基本手順

  1. とりあえず会話文をリスニング
  2. スクリプトを見ながらリスニング
  3. 慣れてきたらシャドウイング
  4. お手本をまねて音読(できればスクリプトを見ない)

基本、これを繰り返す感じです。
というか、他に何かすごい方法があるか?と逆に聞きたい。

リスニングの勉強法については私もかなり研究しましたが、結局、どんなにすごい人の話を聴いてみても、だいたいこの方法に落ち着きます。

ただ、気をつけておきたい点が2つあって、それは

  • 絶対に雑にやらない
  • 同じ素材で回数をある程度繰り返す

という点です。

「雑にやらない」というのは、わからないところや聴き取りにくいところを、何となく「だいたい聴きとれているからいいか」とスルーしないこと。

完ぺきに意味も音声も聴きとれる状態にまで持っていく必要があります。

そして、同じ素材を繰り返す、これも非常に大事です。

繰り返すことで英語を耳から聞いて脳で処理する流れを、何度も訓練する必要があるからです。

そして、音読によって英語のリズムや発音の流れを体にしみ込ませる。

こうした訓練の反復を意識してやることが重要です。

 

なんだか大げさに言っている感じですが、やる作業自体は単純なので、慣れたら大して難しいものではありません。

できるだけお金をかけたくない、教材とか一杯やる時間がないという人は、公式問題集2~3巻分のリスニングパートだけでもいいから、これを徹底しておきましょう。

リスニングの感触が変わってくるのが実感できますよ。

コツその8 リスニングパート攻略のコツ心構えを知っておく

TOEIC listening
リスニングの基本的な勉強方法はいいとして、次に知っておきたいのが、試験でのリスニングに対するコツです。3つほどあげてみました。

実は短い文を瞬時に読み取る能力が必要

リスニングパートは純粋にリスニングだけしていればいい、というわけではないな、というのが私の感想です。

PART1はましも、PART2は短文を瞬時に聴きとるトレーニングが必要ですし、PART3、4の攻略では、設問部分を瞬間的に読んで把握しておくことが重要になります。

ということで、この「短文の意味を瞬間的に把握する」トレーニングを、リーディングの勉強と並行してやっておくといいです。

公式問題集や模試での「設問部分」なども立派な学習教材なので、本番っぽい問題を通じて訓練しておきましょう。

全部聴きとらなくていい

私が尊敬しているTOEIC攻略の鬼で、名著「TOEICテスト『正解』が見える」のキム・デギュン先生は、「だいたい60%聴きとれたら解答できる!」とおっしゃっていましたね。

確かに、全部を正確に聞き取る必要はなくて、細かな単語は聴き取れなくても全体的に正確な情報をつかめれば正解できます。

問題によっては、設問で問われているところだけ拾ってこれたら、全部の内容を聴かなくても全問正答できることも多いです。

もちろん、全部聴きとれるに越したことはないのですが、重要なのは「全部聴きとらなきゃいけない!」というプレッシャーを感じないようにしようということです。

解答選択肢という「ヒント」を元に、必要なところだけ聴き取ろう、というスタンスで、まずは対応してみましょう。

その次の段階は高スコア(800以上)になってからでいいと思います。

未練を残さない

これも「全部聴きとらなくていい」に通じることですが、「聴き取れなかった問題に未練を残さない」というのも試験攻略では重要ですね。

TOEICのリスニングは1回しかアナウンスされませんから、聞き逃したらもう仕方がありません。あとは鉛筆サイコロしか手はないので、スパッと切り替えて次の問題に行きましょう。

ここで、グダグダやっていると、次の問題にまでドミノ式に影響していきます。TOEICの場合45分間リスニング問題が止まることはないので、スパッと切り替えましょう。

しくじった問題が難問だったという可能性もありますし、その場合はスコアにさほど響かないこともあるので、いい意味であきらめることは大事です。

コツその9 解く順番と時間配分の確立しておこう

リーディングに関してはこちらでの考察していますが、

TOEICリーディングパートを解く順番をどうする?私がスコア800を超えたときの順番
TOEICは時間との戦いです。 特に後半のりーディングパートは、たいてい時間切れを起こします。 高スコアの人でも、新形式以降は時間ギリギリということが多いので、タイムマネジメントについての戦略...

ともかく、TOEICは時間的にきついので、解く順番、時間配分に関してノープランで挑むのはまずいです。

1問当たり何分で解くのか、各PARTに何分までかけるのか、問題を解く順番はどうするのか、こうした戦法をある程度自分の中で確立しておく必要があります。

PART3とPART4、そしてPART7に関しては、問題を解く手順もある程度決めておく必要があるでしょう。

例えばPART4なら

  1. 設問文に目を通す
  2. 何の話か予想する。キーワードを見つける。
  3. キーワードと想定される話題に注目しながらリスニング

PART7の場合は

  1. 設問分を読む
  2. 話題と登場人物を把握
  3. グラフィックや短めのパッセージから読む
  4. メインのパッセージを読む
  5. 全体を図表のように俯瞰して、内容を把握
  6. 設問に必要な情報を見つけて解答する

といったように、解答手順も確立しておくといいと思います。

これに関しては自分にとって一番向いている手順を考えていけばいいのですが、基本的に設問部分を先に読んでおくことが試験攻略では重要になります。

TOEICの各セクションの設問部分は、問題であると同時に「ヒント」です。

設問部分は「宝の地図」でもあるので、いかに設問部分から瞬時に情報を得ることができるのかが、高スコア獲得のためのキーとなってきます。

そういう意味でも、先ほども触れた「短い文章を正確に早く、読み取る訓練」が大事になってくるといえるでしょう。

コツその10 「アビメ」はしっかり確認してフィードバックすべし

「アビメ」とは、TOEICを受験した3週間後くらいに送られてくる「公式認定証」の下の方に載っている「Ability Measured」という評価表のこと。

通称「アビメ」です。

TOEIC アビメ

だいたいの人はスコアをみて一喜一憂してしまっていて、肝心のココをあまり分析していないのです。

ちなみに、基本的な見方はこちらでも紹介しています。

TOEICの結果の見方とその活用法!とりあえずここを押さえておけばOK
TOEICの受験が終わると、ほぼ1カ月後に TOEIC公式認定証 コイツが送られてきます。オンライン上での成績返却に登録している場合は、認定証の返却よりも1日早く成績がみれますね。 ...

やはりTOEICに限らず、模試やテストは「事後処理」が重要。

勉強の基本は「自分の弱点を発見し、補強すること」にあります。ここがスポーツなんかとは違うところ。

スポーツや習い事は、基礎が身についた後は長所を生かすトレーニングを意識することが重要ですが、勉強や技能の習得など、特別な才能を要求されない分野では、「穴をなくす」ということが最優先です。

アビメは現状の「自分の実力の穴はどこか」を指摘してくれる世界でたった一つのデータなので、これをしっかり検証して「弱点から勉強する」ことがスコアアップには欠かせません。特に時間や余力のない社会人ならなおさらですね。

独学か、スクールか、それが問題だ

ということで、TOEICの短期スコアアップのためのコツを、さまざまな角度からあげてみました。

ともかく、TOEICのスコアアップに関しては、教材の質、量、そして確立されているメソッドも多くあるので、いわば「何をやるべきか」という正解は用意されている状態です。ですから、あとはやるだけなんです。

ただ、これが難しいんです本当に。社会人の場合は、学生や時間のある方以上にここがキツい。

したがって、まずは勉強する環境や習慣を整えたうえで、「何が何でも英語を身につけるぞ」という高いモチベーションを維持するための環境を整えることが重要だと思います。

今回のコツでは「周りの目を巻き込んでしまう」という方法を提案していますが、一番簡単なのは「スクールに通う」ことかもしれませんね。

費用をかけたくないという気持ちは当然理解できますが、自力でやるのは並大抵のことではないですし、間違った方法でやっているといつまでもスコアが上がらず、結果的にすごく非効率ということは結構あります。
TOEIC スクールor独学

このあたりは、スクールへの費用を自分への「投資」と考えられるか、という観点が必要でしょう。当然「投資」と考えるからには「回収」、つまり、英語を習得することで自分が得られるメリットを具体的に想像してみて、投資に見合う価値があるのかを考えてみる必要があります。

まぁ、独学で出来るのならそれが一番コストはかからないんですけどね。

ただ、どの分野でも独学は結局、難易度がかなり高いです。一番効率がいいのは良いコーチに師事することだと思います。良いコーチを見つけるのがかなり大変なんですが、そこら辺はスクールの無料体験とか、公開講座などで吟味していくほかはないでしょう。

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