TOEIC600突破までにかける期間は?最短攻略のためのスケジュールを元予備校講師が伝授!

TOEIC600期間 戦略 TOEIC

とりあえず、英語頑張ろうと思う人の多くはTOEICを受験してみることになりますね。

英語の得意、不得意、海外在住経験の有無、学校の成績、学歴、いろいろな要素が絡み合ってTOEICのスコアは出てしまいますが、まずは「スコア600」が当面の第1目標という人は多いと思います。

ところで、TOEICスコア600といえば、富士山で言えば5合目とか、そういう感じの位置です。バスとか来るまで上がれるところですね。

このスコア600を突破してはじめて、そこから本格的に頂上を目指した登山が始まるという感じなので、まずはなんとしても5合目に上がりたいところです。

富士山なら5合目まではバスや車でショートカットできますが、TOEICはそういうわけにはいきません。それなりに準備と勉強、そして戦略を持っていないとなかなか突破できないことがあります。

ただ、正直なところ、スコア600突破はそんなに難しい目標じゃないです。ちゃんと学校を卒業して(できれば高校、大学)、正しい戦略と地道な勉強さえ続ければ、どんなに英語が嫌いでも到達できます。

英語なんて学問というか「技術」ですからね。誰でもちゃんとできるようにならない方がおかしいのです(たぶん)。

そこで、今回はかつては予備校講師として、数々のポンコツ受験生のために勉強戦略を立ててきた私、管理人たっくが、TOEIC600突破のための「富士山5合目ショートカット戦略」と題して、TOEIC600突破のための「戦略スケジュール」を立ててみたいと思います。

「何をやっていいかわからん」と5合目付近で遭難気味の方は、ぜひご参考あれ。

ではHere We GO!

TOEIC600突破にかかるとされている期間

まずはTOEIC600突破にかかるとされている時間を確認しておきましょう。
当ブログでは何回も登場しているケンブリッジ大出版局のデータによるとこんな感じ。

TOEIC スコアアップデータ

〈出典元〉Oxford Univercity Press『A Teacher’s Guide to TOEIC L&R Test Preparing Your Students for Success』

わかりにくい人のために簡単に説明すると

スコア350から650まで                     700時間
スコア450から650まで                       450時間
スコア550から650まで                        225時間

ということです。ちなみに日本人のTOEIC平均スコアは例年520近辺ですので、スコア450台~550台くらいの人がかなり多いだろうと推測できます。

上記のデータは名門ケンブリッジ大がTOEICを指導する英語講師のために作った資料なので、全世界の受験生を対象サンプルにしています。ですから、あくまで参考例です。英語が得意かどうかや、母国語が英語に近い国の人かどうか、英語圏での生活経験があるかどうかなどで、かなり個人差は出て当然だからです。

ただ、私の経験やいろいろなTOEIC講師の発信情報などを参考にすると、TOEIC400台から500台前半で停滞している人だと、スコア600突破までには

300~400時間

くらいの時間がかかるとみておいた方がいいでしょう。

これを仮に1日2時間、英語を勉強できる人がこなしていくとすると、単純に150日から200日かかるということです。

つまり、まとめると、TOEIC400~500台から600台突破までにかかる期間は、

1日2時間の勉強ペースで5~7ヵ月

という計算になりますね。このペースならほぼ半年です。

「学校英語」を信じろ

TOEIC 学校英語

ただ、本当に400時間もかかるのかと言われると、それは微妙な気がします。

私もブランクあけに600台だったり500台だったりといったことがありますが、そこから一念発起した時には200時間くらいでスコア200点くらいはアップした経験があるんです。

私がとりたてて英語ができるというほどでもないはずで、じゃあなんでそれくらいでも点数が上がるかというと、これはひとえに学校英語の蓄積のおかげだと思います。

6年間も勉強したはずなのに英会話の1つもできるようにならないとおいことで不評の「学校英語」ですが、確かに問題点も多いとはいえ、英語を使えないのは「学校英語」のせい、というよりは、ロクにトレーニングしていないお前のせい、というのが、私の持論です。

実際、英語のプロの多くは学校英語で学んだことを基盤にして、たくさんのトレーニングを積んでいるわけですよ。TOEICや英検、英会話などに真剣に取り組めばわかることですが、学校で習う文法や英文読解の技術って、本当に大事ですからね。学校でちゃんと勉強していなければ、そのあと本格的に英語をトレーニングするときに、ものすごく時間や手間がかかってしまいます。

つまり、ここで言いたいのは

「学校英語を信じろ」

ということ。たとえ、TOEICのスコアが低かったとしても、中学生でなければまっさらな状態から英語を始める、というわけではありません。学校で習った内容を忘れている、という状態がほとんどなので、これを思い出せば、スコアアップの時間を縮める活路があります。

自力で勉強を続けるのが大変な人に人気の
「スタサプ」ことスタディサプリ
「TOEICR L&R TEST対策コース パーソナルコーチプラン」

TOEICハイスコア取得者の中から厳選されたコーチが
パーソナルコーチとなってサポートしてくれる!


通常のスクールと比べても値段は安いので、
7日間無料お試し体験で、どんな感じが試してみるといいですよ。

「TOEIC600突破!200時間大作戦プラン」

そこで、あらためて私が考える「スコア600への道」戦略プランとしては
「とりあえず200時間やってみよう」ということを提唱したいです。

200時間というと1日2時間ペースで100日、つまり3カ月ですから、それほど途方もない未来の話でもないし、成果を見るにはちょうどいいタイミングではないかと思います。

というわけで、とりあえずこんな感じで勉強していけばいいんじゃないか?という「戦略スケジュール」を考えてみました。題して「TOEIC600突破!200時間大作戦プラン」。

作戦1・リスニング強化訓練 公式3巻分(PART3~4)シャドウイング練習

TOEIC600突破 リスニング

まず用意するのは公式問題集3巻分。なんで3巻分かというと、200時間バランスよく勉強するためにはこれくらいが限界だからです。これより分量を増やすと、雑になるか、頭がパンクするか、という状況になってしまいます。

とりあえず、リスニング訓練として何をやるかというと、単純です。

➀テスト一回分のPART3とPART4、合計23問の会話を1問づつ聴き取る。
②スクリプトを精読しながら、わからないところを解消していく。
③もう一度、会話文を聴く。内容を把握できるまで➀・②の工程を繰り返す
④内容を把握したらシャドウイング(会話に少し遅れて口に出してマネする)
⑤会話文のスピード、テンションにシンクロできるくらいまで④を繰り返す

とても単純ですが、結局これが一番効果的で、なおかつ手間がかからずやり方も簡単。

ポイントは、すでに理解している内容でも、新鮮な気持ちで「繰り返す」ということ。
それと、テキトーに流さないという事です。

やることを絞り込んでいくのは1つづつの作業を丁寧にやるため。わからない語句や聴き取れない表現があるのに、

「だいたい聴きとれてる」

と雑に判断して適当にシャドウイングをしないようにしましょう。

これではせっかくの勉強が効果半減です。

ちなみに何回繰り返すのか、という問題ですが、基本的に会話内容が頭に刷り込まれるまで、会話している本人の気持ちに乗り移るくらいまで(笑)何度も何度も繰り返します。

スタサプや「世界一わかりやすいTOEICの授業」で有名な関正生先生は「40回以上」とおっしゃっていますし、東進のカリスマ安河内先生も「40~50回」とおっしゃっていますよね。

ただ回数をこなせばいいというものではないでしょうが、それくらいこなさないと英語の会話文の展開を脳内に刷り込ませる、なじませることができない、ということでしょう。

もちろん1度に40回繰り返す必要はなくて(それはいろんな意味で死んでしまう)、何度か周回した合計が40回程度でいい、ということです。

ちなみにこの勉強だけでどれくらいかかるかというと、PART3の13問は100語前後、PART4は120語前後なので、ゆっくり読んでも45秒~1分間くらいです。これを40回繰り返したとして1問当たりにかかる時間は30分~40分。

これがテスト1回あたり23問ありますから、単純にテスト一回分でトータル690~920分、つまり所要時間は11~15時間ほど、ということになります。これを公式問題集3巻分、ということはテスト6回分やるわけですから、単純計算で行けば、リスニングのシャドウイング練習だけで

約70~90時間

ということになりますね。

「げッ!?そんなに?」と思うかもしれませんが、単純に3カ月でこなすことを仮定すれば、1日1時間程度です。塵も積もれば山となる、ということですよ。毎日ちょっとずつやれば怖くない怖くない。しかも、この「毎日ちょっとずつ」というのが、英語上達ではめちゃめちゃ重要です。

これだけしっかりやればスコア600なんてすぐに突破できると思います。勉強内容がよければスコア600どころか、700位は軽く超えてくるはずです。

作戦2・リーディングパート強化訓練 公式問題集3巻分(PART5~7)やりこみ大作戦

TOEIC600突破 リーディングパート

次はリーディングパート。
リーディングパートといっても文法と長文読解がありますね。
文法や長文読解、それぞれで基礎から勉強し直す、ということも良い方法だと思いますが

邪魔くさい!!

という場合は、「公式問題集しゃぶりつくし戦法」をとりましょう。

やることはこれも単純で、問題は解かず、別冊の「解答・解説」をテキストのように精読しまくる、という方法。

公式問題集は「模試」ではなく「テキスト」と考えるのがポイント。もちろん、問題を解くのと同じ作業をしてから、解説や訳文をスグに読んで、あやふやな点を解消していきます。

この勉強の所要時間を考えるてみると、単純にテスト1回分の制限時間は75分ほどですから、解説や訳文を読んで丁寧やると、最初の一周では一回分で3~6時間はかかるでしょう。

このルーティンをひたすら繰り返します。最終的に制限時間内ですべてを理解できるようになる事を目指していきましょう。私の経験上、5~10回は繰り返さないとダメですね。

「同じ問題や素材を何度も繰り返すことに効果はあるの?」とよく聞かれますが、効果大ありです。

というか、これは「訓練」です。英語を頭で処理する、その理想的な動き(見た、あるいは聞いた英語を瞬時の処理し、理解する)へ向けて何度も繰り返してやるわけです。だから、概念としては野球の素振りとかといっしょ

ついでに出題された問題に出てくる文法や英単語などの基礎的な内容も頭に叩き込めるので、英語力を短期間で向上させるには最も効果的な戦法だと思います。

 

それで、どれくらい時間がかかるかですが、最初の「精読」はわからないところも多くてかなり時間がかかるので、先ほども言った通り、1週目は3~6時間といったところ。

ただ、初回以降はこの時間はドンドン短くなっていきます。ただし、もう何度も観た内容だからといって、雑に問題を読んでいくのではなく、文法問題なら「解答の解説できるくらい」、長文も自信をもって根拠を持った英訳をできるように、ということは忘れないでくださいね。

こんな感じで反復してみた場合、例えばトータル10回繰り返したとするとこんなペースになるはず。

1回目(精読)   3~6時間
2回目(精読) 2~3時間
3回目以降   1~2時間

このペースだと、テスト1回分で15~20時間くらいになるはず。これを公式問題集3巻分、テスト6回分やるとなればトータルで90~100時間。これも、3カ月計画なら1日当たり1時間程度で済みますね。

とりあえず、これだけやって成果が出ませんでした、ということは基本的にないはずです。出なかったとしたら、勉強を雑にやっているか、そもそも中学英語レベルの文法を理解できていないかといったところに原因があると思います。

作戦3・文法、英単語の補強

TOEIC600突破 文法

最後に、文法の補強です。

スコア400~500台の人は、やはり文法に不安があることが多いと思います。関係代名詞やら分詞構文、仮定法とか、いろいろ習ったけど細かいことは忘れた、という内容もたくさんあるのではないでしょうか。

そこで、当ブログでもおすすめの「でる1000」「TOEICテスト 中学英文法で600点」などの良書を使って、弱点だけをピンポイントでやりこむ勉強をします。必要なところだけやるスタンスでいいです。何も、テキスト買ったら1冊全部やらないといけないという法律はありません(笑)。

たとえば「でる1000」なら1000問全部やらなくてもいい。でる1000は単元別パートが前半の650問ほどなので、この中から気になる項目をいくつかピックアップしてやっていくだけでもOK。

ともかく、

「手と頭を動かす」
「勉強をやめたくなるほど無理しない」
「選択と集中」

を心がけましょう。社会人や学生で時間がない人が勉強を続けるためには、ここらへんを押えておかないと全然勉強ができなくなっていきます。

英語のスコアが上がらない原因の8割がたって、要するに「勉強が続かない」ことに原因があると思うので、やるべきことを単純化し、なおかつそれを丁寧にやる、というスタンスは超重要です。

「TOEIC600突破!200時間大作戦プラン」まとめ

だいたいこんな感じで「TOEIC600突破!200時間大作戦プラン」を練ってみました。

奇をてらった戦法はありませんし、やり方は単純で王道だと思いますが、とりあえずこれを3カ月愚直にやれば、必ず成果は出るはずです。

基本的にリスニングを強化しつつ文法力の底上げと公式問題集を通じた読解練習を、丁寧に繰り返すという方法になります。まとめるとこんな感じ。

「TOEIC600突破!200時間大作戦プラン」・素材は公式問題集3巻分(vol.2~5のうちのどれかがおすすめ)を準備
・リスニング⇔シャドウインングの繰り返し(トータル40回前後)
・PART5~7は公式問題集の別冊「解答・解説」を使って精読(10回前後)
・弱点部分の文法内容に関しては「でる1000」などの良書で部分的に補強
・1日2時間、3カ月のスパンでやってみる

これだけでも、ちゃんとやれば全然スコア600の壁は余裕だと思いますし、学生時代の勉強の蓄積があれば700台に到達することも十分可能です。思い切ってライティングやスピーキングの勉強は切り捨てていますが、それはとりあえずTOEIC600台に乗せてからでいいと思います。

あれもこれもと手を出すのが、忙しい社会人が英語を勉強するときにはとても危険なことなので、とりあえず

「選択と集中」

を心がけて、3カ月は頑張ってみましょう。

(補足)
ただね、実際やってみようとなるとかなり至難の業だと思います。やることがわかっていても、それを自主的に勉強を続けることがいかに難しいか、ということは、私も身をもって体験してきました。

自主的に続けることが難しすぎるからこそ、あれだけたくさんのスクールが世の中に存在するわけですからね。

しかし、どういった方法が自分に向いているかを自分で見極める意味でも、とりあえず3カ月はやってみることは重要だと思います。

自力ではどうしても難しい、成果が出ないという場合はスクールに通うのも全然アリです。

「どうやってTOEICのスコアをあげたらいいのかわからない」
「自分一人では勉強が続かない」

そんな場合は、無理せずスクールを活用する方が
結果が出るのは早いです。

なかでもおすすめはコレ



スマホアプリ型のe-ラーニングとしては最大級の

「スタディサプリENGLISH」

そのなかでもTOEIC対策としては最強のコース

『TOEIC対策コース パーソナルコーチプラン』

です。

このプランがもっとおすすめな理由は

「パーソナルコーチ」

が専属でつくということ。

時間のない社会人が英語を勉強するのは
物理的にも時間的にも大変。

続けるのが英語よりもはるかに難しい(笑)

そこで必要になるのは「学習環境」です。

とくに、自分のことをマンツーマンでみてくれる
コーチの存在は、メチャクチャ大きいです。

業界初・オンライン特化型コーチ スタディサプリENGLISH
Let’s try!!




コーチのつく一般的な英語スクールと比べても、
この「スタディサプリENGLISH TOEIC(R)対策パーソナルコーチプラン」
かなり破格の値段。

しかもスマホやタブレットでいつでも学習できるうえに
毎日コーチからチャットでアドバイスをもらえます。

教材の質や実績も申し分ないので、
とりあえずスクールを選ぶならコレです。

7日間は無料で試すこともできるので

自力で勉強するのは難しいと感じるようなら
申し込んでみましょう。



タイトルとURLをコピーしました