ダイソーの「はっけん!こどもはじめてずかん」が意外とマニアックでおもしろい

こどもはじめてずかん 小ネタ

ここ最近、英語学習者の間で少し話題になっていたのですが、皆さん、


「はっけん!こどもはじめてずかん」

という本を知ってますか?

この本、実は100均の「ダイソー」で売っている、幼児向けの教育ムック本なんです。


なんでそんな本が、英語学習と関係あるかというと、この

「はっけん!こどもはじめてずかん」

なぜか出てくる「もの」ほぼ全部に英語表記があるんです

それだけじゃなくて、フォニックス発音を意識した
「発音表記(ただし全部ひらがな)」
が掲載されていて、これがなんとも味わい深いものになってます(笑)。

今回はそんな「はっけん!こどもはじめてずかん」シリーズのうち、たまたま仕事帰りに立ち寄った「ダイソー」で「のりものだいしゅうごう」編を発見したので、英語学習者からみてちょっとおもしろいところを、少しだけ紹介したいと思います。

ダイソーの「はっけん!こどもはじめてずかん」とは


ダイソー
「はっけん!こどもはじめてずかん」は、100均のダイソーが自社で作って出版し、全国のダイソーで100円で売っている、子ども向けの知育本

ダイソーに行くと、文房具とかを売っているゾーンのコーナーとかで、なんか薄っぺらいノートや絵本みたいなものが、結構乱雑に置いてあるところがあるでしょう?

あの辺に埋もれている謎の本の1つです(笑)。

この「はっけん!こどもはじめてずかん」は、2019年9月現在で3冊のシリーズが出ていて、それが下の3つ。

ダイソー こどもはじめてずかん シリーズ


「どうぶついっぱい」編
「のりものだいしゅうごう」編「たべものどっさり」編です。

今回、管理人がたまたま発見した時は「のりものだいしゅうごう」編しか置いてありませんでした。意外と3つそろっているところを見たことがないんです!もちろん1冊100円。

通販で買うと送料や手数料の方が高いし、そもそもそこまで追い求めるものではないので、いざ手に入れようと思うとなかなか難しく、いろんな意味で「レア」な本といえます。

本自体は小さくて薄い、まさに「子ども向け」の本なんですが、あなどるなかれ

ページを開くと仰天の英文の連打で、「この本は何かおかしい」という気持ちになります。

まず説明文がガチ

本を開くと説明文が飛び込んできますが、なぜかこの説明文には英訳が付いています。

ちょっと見てみましょう。

こどもはじめてずかん 説明文

この英文部分を、訳文なしに抽出してみますよ。

My First visual dictionary
For parentsThis book is introducing these things around illustration. To create child’s curiosity, let’s read together and discover vocabularies with your child by pointing these illustrations.
Each words has introduced in English with ”hiragana” to help how to pronounce. All words introduced in this book are based on American English.

Caution

To avoid hurt your fingers or hands, please pay attention binding of metal fitting.

ハイ!皆さん、すぐに和訳して(笑)!!

TOEICの問題文で出てきても違和感ない感じの紹介文と注意書きが書かれていますね。

実はダイソーは世界的に店舗展開するようになっているので、ダイソー基準ではもはや

子ども=コスモポリタン(英語はネイティブだろ当然?)

ということになっているのかもしれません。恐ろしいことだ…

英語学習者的に注目のポイント

注目すべきポイントは、この本は基本的に「図鑑」であるということ。

英語の知育本ではないというところがポイントです。

その結果どうなっているかというと、
英語学習者的にみて、実にマニアックな単語がバンバン出てきます(笑)。

このあと少し紹介するのでどういう感じか伝わるハズ。

そしてもう1つおもしろいところは、上の英文の後半部分で説明されている内容。

Each words has introduced in English with ”hiragana” to help how to pronounce. All words introduced in this book are based on American English.

ここで説明されている通り、なんと実際のアメリカ英語の発音をそのまま「ひらがな」で表記するという暴挙紹介の仕方をしているという点が、非常におもしろいことになってきます。

英語圏で子ども向けに読み書きルールを教えるときに使う「フォニックス」というのがありますが、何気にフォニックスの法則を意識して作られているの気配もあるので、フォニックスを知っている人から見てもちょっと笑いどころです。

なんせ「ひらがな」というのが絶妙に味わい深い(笑)。

では具体的に本の中をちょっとだけ見てみましょう。

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意外と難しい英単語と「ひらがな」発音パワー

実際、中身はどんな感じかというと、少しお見せするとこんな感じ。

こどもはじめてずかん 中身


えまーじぇんしー ゔぃーこぅ!!(笑)

出てくる単語もよくよく見ていくと


救急ヘリ  emergency helicopter

救助工作車 rescue operation vehicle
護送車   patrol wagon

とか、下手すると日本語の単語の方でもパッと具体名が思い浮かばないレベルの、マニアックな単語が並んでいます(笑)。単語レベルは絶望的に高いじゃん…


「えまーじぇんしーゔぃーこぅ」
の下側にある説明文もサラッと何を書いているんや、という感じです(笑)。


I saw a fire engine driving past me.

中学レベルの文章なのですが、fire engineがパッと思い浮かばないと、大人でも

「ウっ!!??」

と詰まる可能性があります。

思い浮かばなかった人は、ぜひ「はっけん!こどもはじめてずかん」をお買い求めの上、 pointing these illustrationsしながら学んでおきましょう(笑)。

そして、この本の最大の面白さは 「えまーじぇんしーゔぃーこぅ」に代表される、アメリカ式発音のひらがな表記。

このページでも


Firefighter 「ふぁいあふぁいたー」

police motorcycle 「ぽりすもーたーさぁーくる」

といったように、実に香ばしい感じで書かれています。

ただ、よくよく見てみるとアクセント位置が表記されていないということと、
同じ「あ」と表記されていたとしても、

実際に「æ」なのか、「Ə」なのか、「Ʌ」なのか、

といった細かな区別はできていない、という点で、
結構テキトーな感じだな、ということがわかってきます(笑)。

これは「ひらがなとフォントの限界」によるものなのか、それとも途中でめんどくさくなったのか、真相は定かではありませんが、英語を学ぶ大人としては、単純に「ひらがな」の醸し出す雰囲気を楽しむスタンスでいいでしょう。

そして、この「ひらがな表記の限界」が一周まわってしまって


「もはや、表記しなくてもいいんじゃ・・・・」

とツッコみたくなるところもチラホラ・・・

こどもはじめてずかん トラック


「とらっく」って(苦笑)

その下の「たうぁくれいん」も気になりますが、他にもrocket「ろけっと」とか、space shuttle「すぺーすしゃとる」とか、「そのままやないか」みたいなものもかなり増えてきます。

ちなみに私がこの「はっけん!こどもはじめてずかん」のりものだいしゅうごう編で一番好きなページがこれですね。

こどもかじめてずかん むかしののりもの


牛車    ox carriage (おっくすきゃりっじ)

輿(こし) palanquin  (ぱぁらんきーん)

そして秀逸なのが


籠(かご) kago  (かご)

でもこの中では意外と観光地とか山登りコースでkagoは見るからなぁ。

「はっけん!こどもはじめてずかん」の今後に注目

というわけで、にわかに英語学習者をざわつかせている「はっけん!こどもはじめてずかん」を紹介してみましたが、今後、シリーズとして


「おうちにあるもの編」

「おそとにあるもの編」

が出版されるようです。

ずいぶんザックリとしたくくりですが、個人的には楽しみで仕方がない(笑)

ただ、意外にダイソーに置いてないことも多いので、コンプリートするのはわりと大変です。ダイソーでしか売ってないので、そういう意味でも結構レアな本といえます。

皆さんもご興味があれば、ダイソーで小物や日用品を買うついでに、チラッと知育本コーナーをチェックしてみてください。

もちろん全部100円(税別)です。100円にしては結構楽しめます。特に英語好きは。


おまけ

こどもはじめてずかん

意外と売れてるのもツボ

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