英会話でうっかり使うと危ない要注意フレーズ6選

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英会話のコツはともかくミスを怖れないこと‥‥なんですが、
あまりにも初歩的なミスくらいは避けたいなぁ、っていうのも本音。

そこで、今回は

「ちょっと、マジでこれは違うの?」

と思わず耳を疑いたくなる要注意フレーズをいくつか取り上げたいと思います。

要注意1 Thank you very much.

はっ!?ウソやろ!?

となりますが、コレ、けっこういろんなネイティブ表現に関するテキストなんかでも、よく「ネイティブが聞くとちょっと引っかかる表現」として紹介されているんですよ。

なんか、ネイティブ的には

「ハイハイ、どうもどうも、ありがとうございますですわね!!」

という感じで、ちょっと皮肉っぽい、圧の強い感じに聞こえるらしい。
クドすぎて全然感謝が伝わっていない、という典型的な表現ですな。
じゃぁ、正解は何かというと

Thanks.

これでOK。very much感を出したいのならば

Thanks a lot.

で無事解決。

要注意2 Can you speak Japanese?

これの要注意ポイントはcan

canは中学英語で最速で学ぶ助動詞で、語幹の良さと時制変化から解放されたよろこびからか、日本人はやたら使ってしまう傾向があると思います。

ただ、わりと取り扱い要注意の助動詞で、Canは「~できる」という表現ではあるものの、「能力」や「技術」「知識」を意味する言葉から生まれているので、

「できますか~?」

と軽く聞いているつもりが、結構シビアに能力、スペックを問う感じになってしまうのです。

「日本語しゃべられる~?」のつもりが

「日本語を話す能力はありますか(キリッ)」

という風に、ネイティブ的には聞こえる模様。

正解は何かというと、

Do you speak Japanese?

これで良し。

これは私も常々感じていることなんですが、どうも学校英語の影響からか、日本人は助動詞を若干使い過ぎなんじゃないかと思います。

海外の英会話やドラマなんかを見ていると、思ったよりも助動詞やら受動態やらは多用していない感じがしますね。

要注意3 Why did you come here?

これはWhyがちょっと引っかかるポイント。
Whyも我々日本人が言葉に詰まると多用しがちなんですが、これに関しては胸に手を当てて冷静に考えてみましょう。

日本語でも「なぜ」っていう言葉、結構キツイでしょう?これはネイティブ的にも同じだそうです。

例文のままだと

「どうして君はここに来たの?(怒)」

みたいな感じになって、まるで引率の先生が待機命令を出していたはずの生徒が不意に現場に現れ、その命令違反を思わずとがめてしまう、みたいな、なかなかにトゲトゲしい現場表現になってしまうのです。

もっとカジュアルな感じで
「ここに来たのはどうしてなの?」
と相手の目的をたずねる表現にするなら

What brings you here?

あたりでイイようです。この表現って意外と日本人には難しいですよね。
英語ってわりと人格のないもの(この場合はWhat)を主語に持ってきて普通の能動態で文章を作ることがかなり多いです。受動態って思ったより使わないという印象(本日2回目)。

こういう感じの表現がパッと出るようになると英会話上級者って感じがします。

要注意4 Please wait.

「待て!!」

そう、これは飼い主が愛犬の柴犬ポチに発するフレーズ。
に近いかはともかく、かなり命令口調の表現になることで有名です。

日本人の悲しい勘違いは、Pleaseをあたかも丁寧語かの如く理解してしまっているという点です。
Pleaseを辞書で引いてもらえばわかるのですが、これが副詞的に使われるケースでの意味合いは

「どうぞ(どうか)○○してください」
「お願い○○してください」

「どうぞ」「お願い」「どうか」というところにあるわけ。
つまり、丁寧な物腰で結構強めに要望を出している表現なんですな。

なので、なんでもかんでもPleaseつけとけばええやろ的な発想でいると、相手にとってはかなり上から目線で命令されているような感じになるということ。

じゃあ、どないすんねん?という話ですが、

Would you wait until・・・?

てな感じが無難かなと思います。
このwould youって表現は日本人が思っている以上にめちゃめちゃネイティブ多用してますね。いわゆる敬語がないとされている英語ですが、そんな英語の中でも丁寧な表現の代表格ともいえるのがwould。

TOEICなどでもリスニングの攻略ポイントとなっている重要な助動詞なので、基礎テキストから学び直す価値がある単語、表現といえるでしょう。

要注意5 I send you home.

たとえばあなたがキレイなアメリカ人女子とデートしたとして、紳士的な表情で
「家まで送りますよ」
と切り出そうとこのフレーズを言ってしまったら、あら大変。

素敵女子はたちまち顔を真っ赤にしてプンスカ怒りだし、場合によってはあなたに体重の乗った重めの掌底が炸裂するおそれもあります。

その原因はやはりsend

sendが送るものは何か、ということを理解していないとエライことになるんです。
sendが送るものは基本「モノ」。手紙とか品物とかを「送る」という意味なんで、人を送るときにはあまり使わない。

というか、人を送るという表現で使うと「パシリ」あるいは「派遣する」みたいなニュアンスになるので、大切な人を「送ります」という表現には不向き。むしろNG。

I send you home. だと
「家に帰らすぞ」

という意味に聞こえるので、これではせっかくのいいムードをちゃぶ台ひっくり返した感じになるのですな。

正解はtakeでしょうね。

I’ll take you home. 

これでアメリカ人女子のパンチを無事避けることができます。

要注意6 My teeth are brushed every day.

「毎日歯磨きしています。」と言いたいだけなんですが、これが先ほどからちょいちょい指摘している「受動態」の罠の典型例。

これ、ネイティブには
「私の歯は、毎日、誰かに磨かれている・・・」
という、完全にエドガー・アラン・ポー的な世界観で伝わってしまうのです。

なんでか。これが意外と学校で習わない「受動態の仕組み」と関連しています。
受動態ってだいたい次の3パターンの時に、英語で使われるんですよね。

1 行為主がわからない時
2 行為主が不特定多数の時
3 行為主よりも行為を受けた人や行為自体を強調したい時

つまり、不特定の人が何かをしたときのような「事件」「歴史的事実」なんかを説明するときに使う表現なんです。

たとえば1や2の例でいえば

President Trump will be elected in the second term.
(トランプ大統領は2期目に選ばれるだろう)

みたいな感じで、選ぶ主体が「国民」「民衆」みたいな不特定多数の場合

あるいは

The criminal has been witnessed attacking a bank.
(犯人が銀行を襲っているところを目撃されている)

のように、行為主(目撃者)がはっきり指定されていない、あるいは行為主側をぼやかしたい時に、受動態の表現を使う傾向があるんです。

3つめはどんな感じかというと

In 2019, the era of Japan was converted to “Reiwa”.
(2019年、日本の元号は「令和」に改元されました。)

みたいな感じです。ともかく、「不特定多数の人が行為主」というのがキーポイントになるということ。

したがって、例文の

My teeth are brushed every day.

だと、怪奇小説が始まってしまうというわけ。

「歯を毎日磨いてます」くらいのことなら

I brush my teeth everyday.

と、フツーに能動態でいきましょう。というか受動態はあんまり使わない方向性が無難。

ポイントを押えながら学習すれば効果絶大

英会話 要注意フレーズ

こんな感じで、まだまだ無数にある英会話での地雷表現。実際、英会話を学んでいるとガンガンこのような地雷を踏む抜くことになりますが、失敗して覚えていくところも多いので、「まぁしゃーない」の精神でどんどんしゃべっていくしかないです。

ただ、今回ちょっと紹介した「受動態の多用は危険」「canやpleaseは強めの表現」といった、ちょっとしたポイントは、英会話の実践だけでなく、TOEICや英検の勉強、洋画や海外ドラマ、英語圏のYouTubeなんかを観たりしていると、何となくわかってきます。

ミスを怖れず英会話を実践することも大事ですが、ある程度文法力や読解力なんかもついてきた段階からは、こうした英語のコツみたいなところをに注意しながら、英語を聴いていると、めちゃめちゃ効果的な学習になると思いますよ!

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